【シングル】第12回キツネの社mf使用構築~Omanko edition~
今回は9/20に行われた第12回キツネの社mfに参加してきました。
結果は予選6-3の25位で予選抜け。本戦1回戦負けのベスト32でした。
今回構築を考えるにあたって仕事が忙しいのもあり、本格的に取り組み出したのが2日前からでした。
構築センスが皆無な私としては正直無理難題レベルでしたが、1つのテーマを実験的に取り入れ、それを元に考えることにより今回の構築を用意出来ました。
元々私の好みの構築はピーキーな動きを必要とされる前のめりでシビアなものが好きなのですが、今までは少々のギミックや受けを構築内の潤滑油として採用し、ある程度ですが動かしやすくしてきました。
そこで今回のテーマというのが、「最大限まで構築を尖らせ、瞬発力が高いものをオフで使用するとどこまでいけるのか。」
というものです。
しかし構築自体はとても完成とは言えないもので、最近増えているスイクンの処理がかなり困難となってしまい、それがベスト32止まりとなってしまった原因でしょう。
実際当日負けた4試合の全てがスイクンによるものでした。
構築
クチート:威嚇@クチートナイト
意地っ張り:H140,A252,S116
143-150-105-×-75-85
メガクチート時:力持ち
143-172-145-×-115-85
じゃれつく、アイアンヘッド、炎の牙、不意打ち
今の環境に合わせてSに多めに努力値を割いています。
メガシンカしないスカーフ以外のバンギラスやその他S種族値60族以下のポケモンに対してある程度強気に動けます。
個人的にはこの技構成が一番使いやすいです。
アイアンヘッドの採用理由ですが命中100の技なので選びやすく、ピクシーの上を取れるようになってるので後出しからでも処理出来る確立を上げる為です。僕が嫌いなメガフシギバナにも打点を持てます。
ポリゴン2:ダウンロード@進化の輝石
控え目H244,B4,C248,S12
191-×-111-171-115-82
トライアタック、目覚めるパワー地面、シャドーボール、トリックルーム
クレセリアと違い攻撃的なトリックルーム要因。
起点になりにくく、個人的にはクレセリアよりもこちらのポリゴン2のほうがクチートと組ませやすい印象です。
前回使っていたときは自己再生を採用していたのですが、メガシンカしないゲンガーにたいしてなにも出来ないので範囲を広げる為にも自己再生を切ってシャドーボールを採用しています。
目覚めるパワー地面を搭載しているのでクレセドランの並びに対して強気に選出出来るのは心強かったです。
カイリュー:マルチスケイル@拘り鉢巻
意地っ張りH244,A252,S12
197-204-115-×-120-102
逆鱗、神速、馬鹿力、炎のパンチ
何故無振り85族までを抜けるようにしていないのか。我ながら意味不明です。
クレセリアやスイクンを抜いていない為、鉢巻逆鱗でゴリ押そうとしても上から回復されて粘られてしまい突破出来ません。この構築の大きな欠陥の一つでしょう。
炎のパンチの採用理由はナットレイやハッサムの処理ルートを構築で増やすためですが、地震の方がサブウエポンとして使い勝手が良いかもしれません。
鉢巻神速+メガクチートの不意打ちで大体のポケモンを強引に上から縛れるので、Sの振り方以外は良かったと思います。
ニョロトノ:雨降らし@拘り眼鏡
控え目H204,B52,C252
191-×-102-156-120-90
波乗り、ハイドロポンプ、冷凍ビーム、滅びの歌
相変わらず水技の一貫性が取れそうな構築相手にはめっぽう強いポケモンです。
冷凍ビームは正直技選択の際に選んだことが無いので他の技を採用した方が強いかもしれません。
ファイアロー、ユキノオーは明確な採用理由が無く、書いているうちに恥ずかしくなってきたのでほぼ割愛。
アローは珠持って剣舞します。
ユキノオーはAS物理型です。
使用感としては、選出をしっかり考えてピンポイントに自分の思っているポケモンとポケモンを初手で対峙させられたら、高い対面性能を生かしてアドバンテージを作り、そのまま勝利に向かってくれるので個人的には使いにくさとは裏腹に勝ちやすいと感じました。
しかし、しっかりとした受けポケモンが一匹もいないので初手の出し負けをリカバリーするのが大変困難になっているのでそのまま負けに直結します。
構築の種類に当てはめるのならば対面構築のような感じでしょうか。(そんなにキチンとしていませんが)
受けループは切りぎみでした。
今回予選ラウンドでは運良く終始上位卓で試合することが出来ました。
有名強者と呼ばれるほどの実力者やしっかり考えられているような構築とばかり試合が出来たので大変勉強になり良い刺激になりました。
結果こそイマイチでしたが、それ以上の収穫があったように思えます。
次のオフではキチンと構築を仕上げた状態で参加し、結果を出しに行ければと思います。
かなり適当になってしまい申し訳ないのですが、ここで終わりとさせていただきます。
会場で絡んで下さった方々、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。